働き方・制度

所定労働時間とは|意味・定義と求人票のチェックポイントを解説

所定労働時間
企業が就業規則などで独自に定めた労働時間のこと

企業が就業規則などで独自に定めた労働時間のことを指します。

労働基準法で定められた法定労働時間(1日8時間、週40時間)の範囲内で設定されます。この時間を超えて労働した場合、原則として残業代が支払われます。

「所定労働時間」と「法定労働時間」の違い

「所定労働時間」と「法定労働時間」は、どちらも労働時間を指す言葉ですが、法律上の意味合いが異なります。

項目 所定労働時間 法定労働時間
定義 会社が定める労働時間 労働基準法で定める上限時間
上限 法定労働時間の範囲内 1日8時間、週40時間
超えた場合 残業代の支払い対象 残業代の支払い対象(割増率が異なる場合あり)
根拠 就業規則、雇用契約 労働基準法

実態と働き方

所定労働時間は、企業が定める基本的な勤務時間であり、この時間を基準に一日のスケジュールや業務量が組まれます。

いいところ(メリット)

メリットは、働く時間が明確に定められているため、仕事とプライベートの区別がつきやすいことです。

規則的な生活リズムを保ちやすく、退勤後の予定も立てやすいため、ワークライフバランスを重視する方にとって大きな利点となります。

わるいところ(デメリット)

デメリットは、所定労働時間を超えて働いた場合に、残業代が適切に支払われないリスクがあることです。

また、業務量が多い部署や時期によっては、所定労働時間内に仕事が終わらず、サービス残業を強いられる可能性もゼロではありません。

事前に確認すべきポイント

就職・転職活動において、所定労働時間に関する以下のポイントを確認することは、入社後の働き方を具体的にイメージするために重要です。

  • 1日の労働時間を確認:8時間勤務が一般的ですが、企業によっては7時間や7.5時間などの場合もあります。
  • 休憩時間を確認:労働時間中にどのくらいの休憩時間が設けられているか、休憩の取り方についても確認しましょう。
  • 年間休日数を確認:週休2日制であっても、祝日の扱いなどによって年間休日は変動するため、具体的な日数を確認しましょう。
  • 残業代の支払いルールを確認:所定労働時間を超えた場合の残業代の計算方法や、固定残業代の有無を把握しましょう。

就活inGOからのアドバイス

所定労働時間は、ご自身の働き方やライフスタイルに直結する重要な情報です。

募集要項に記載されている内容だけでなく、企業の口コミサイトやOB・OG訪問などを通じて、実際の労働環境や残業の実態についても情報収集を行い、納得感のある選択をしてください。

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